小説版「はるまで、くるる」 感想 *後半ネタばれ有り
タイトルの通り感想を書きます。PC向けに書いてます。
始めに言いますと自分は「なつくもゆるる」と「あきゆめくくる」はやっており、「はるまで、くるる」はプレイしていません。
上のお話も分からない人もいらっしゃると思いますのでまずそこから軽く話させてもらってから感想に入ります。
先に書いた感想言いますと書き足りないし言い足りないので感想言い合える人を募集してます。
- 「はるまで、くるる」、「なつくもゆるる」、「あきゆめくくる」とは?
「はるまで、くるる」(通称:はるくる)とは美少女ゲームメーカーすみっこソフトさんの作ったゲームです。
「なつくもゆるる」(通称:なつくる)、「あきゆめくくる」(通称:あきくる)も
すみっこソフトさんの作ったゲームです。
作品の特徴としては萌え萌えと見せかけたシリアス展開と下ネタが特徴です。
語ったら記事が一つ完成するので紹介はこれまでとします。
- あらすじ
気が付くと周りは田んぼや山、海に囲まれた田舎にいた。
男1人で女の子4人しかいない。
そうだ!いいことを思いついた!この男のハーレムを作ろう!
終わり
大体あってる
- 登場人物
春海
植物に詳しい。やさしい委員長タイプ。すんごいおっぱい。
静夏
バールを振り回すお嬢様。他人思いでオーバーリアクション。そこそこおっぱい。
釣りが得意で細かいことに気が付く。そこそこおっぱい。
冬音
いつも冗談を言ってるおバカキャラなムードメーカー。貧乳。
一季
主人公。表情を作ることができない。心が壊れている。
- 感想(ネタバレ無し)
分かってはいましたがとても面白かったです。
設定と結末がどこまでも読めなくて起承転結の転の辺りからは飽きることなく読むことができました。
起承の部分は状況把握、キャラ紹介でADVなら必要なものですので余り動きがなくても文句は無かったです。
転の部分から一気に雰囲気が変わりどっぶりのめりこんで、
結末は本当に予想できなかく、度肝を抜かれましたね。
すみっこソフトさんで一番面白いと言われている理由は納得できました!
しかし、不満もありました。作品に不満というより小説版に不満がありました。
それは、下ネタがとても少なかったとこです。
まずこれを言いたかったですね…w
なつくる、あきくるではヒロインが女性器の名前や男性の生理現象の名前とか「お前には乙女心がないのか?w」って思うくらいにバンバン言ってたのにそれが全く無くて悲しかったです。
全年齢版に書き直してるので仕方ないことなんですが…分かってるんですが…
とても物足りなくなってますね…
それともう一つ不満がありまして、ボリュームが足りないのも目立ちました。
必要なところだけ抜き取って来ましたよっていうのが未プレイでも分かってしまったのでそこも残念でした。
ここも話のテンポが悪くなるので仕方ないことなんですが…はい…
- 結論
本を買うよりゲームを買った方がいい
以上ネタバレなしの感想でした。ありがとうございます。
以下進むとはるくるのネタバレはもちろん、なつくる、あきくるのネタバレもあるのでやってない人はブラウザバックしてアマゾンで本かソフマップでソフトを購入してプレイしてください。
- 感想(ネタバレあり)
先ほど書いたことも含みますがはるくるはテンポ、設定、結末が素晴らしいなって思いましたね~
各ルートほぼ無駄なく進んでましたし、エロ要素も人類が6人しかいないこのゲームでは必要な設定の1つであるのも高評価。
日々のループする意味も人類の存続というとても大きな使命があるのもそうぞうできないくらい壮大でびっくりしました。
ほんとかどうかは知りませんが現代科学と組み合わせた設定も相変わらず好きでした。
Y染色体の話とかハーレム状態の説明となっているので自分は大好きです。
世界が壊滅状態にならないと手を取り合わない人間の愚かなところも人間らしくていい設定ですし、文明は進化を続けるばかりではなく退化するというのをローマ帝国を実例にして説明してるのも、大好きですね。
そもそも主人公とヒロインたちがそういう個性があって集められたとなっているのもグッドでした。
終わり方もちゃんとハッピーエンドで人類絶滅など言ってることは壮大だけど利用している場所はカーネーションシステムがあるこの地下だけの出来事なのでコンパクトにまとまっていて良かったです。
ただ、空気中の情報の設定や脳の四次元配列のお話とかはなんとなくしかわかってないですねw
ここは自分の知識不足なので作品は関係ないかな~っとフォローします。
最後にすみっこ三作品を実質やったということで一番面白かった作品を言いますと…
なつくもゆるる
ですね。どれも設定は好きですがこの作品の生物学を絡めたマンイーターの設定がとてもとても好きで好きで…w
0.00000001%でもそんなことがあるかもしれないと思うとわくわくしてたまりませんでしたね。
他にも多様性のお話や、ホモ・サピエンスは違う者を拒むなどなど人間ならではのお話や超ひも理論とか頭がよさそう単語が出てきて新たな知識を得られたリ、考えさせられたりしたので思い出の作品となりました。
ただ、終わり方がみんな何も覚えてないのが少し寂しいのでそこはあまり好きじゃなかったですね。
自分自身はあきくる好きですが、出来が残念って言ってる人の気持ちが過去二作をやり少し分かりました。
気分がよかったらまたゲームの感想を書こうと思います。